一般社団法人 自然環境共生技術協会とは
自然環境共生技術協会の目的
本協会は、多様な自然環境の保全、創出及び再生並びに自然とのふれあいに関する総合的な自然環境共生技術の集積、向上及び確立を図り、自然環境共生型社会の形成に貢献することを目的に社団法人自然環境共生技術協会として平成16年7月に設立、平成24年8月に一般社団法人に移行しました。
上記の目的を達成するため、 本協会では、
(1)多様な自然環境の保全及び創出に係る技術に関する調査及び研究開発
(2)順応的生態系管理の手法を取り入れた自然再生に係る技術に関する調査及び研究開発
(3)自然とのふれあいに係る技術に関する調査及び研究開発
(4)自然環境分野における環境アセスメントに係る技術に関する調査及び研究開発
(5)自然環境共生技術に係る技術者の技術力の向上及び人材の育成
(6)自然環境共生技術に関する国内及び国外における情報の収集及び提供
等の業務を行っています。
「自然と共生する社会」の実現は国の重要な政策課題であり、2023年(令和5年)3月には「生物多様性国家戦略 2023-2030」が閣議決定され、前年12月の生物多様性条約COP15で採択された新たな世界目標を受けてネイチャーポジティブ(自然再興)を2030年までのミッションとし、「陸域と海域の少なくとも30%以上の保全(30by30目標)」などを目指すこととされています。
自然と共生する社会の実現を目指すためには自然環境共生に関する技術体系の確立とそれを担う人材の育成が当面する最重要課題ですが、これらの技術や取り組みは未だに体系的に整備確立していない現状であり、また、新たなニーズにも対応していく必要があります。このためには、従来の枠を超えて学際的、総合的な観点からの課題解決が求められます。当協会では、関係する省庁、学識経験者等専門家の指導のもとに、現場を踏まえた実践的な立場から幅広い活動を推進します。
沿革
- 平成14年8月
- 「自然環境共生技術フォーラム」を設立する。
- 平成16年7月
- 「自然環境共生技術フォーラム」を発展的に解散し、公益法人として 「社団法人自然環境共生技術協会」を設立する。
- 平成24年8月
- 「一般社団法人自然環境共生技術協会」へ移行する。